ふわりのぽつり

うたって踊って恋をするような世界ってすばらしいよねって。

2/26 食いしん坊

2月が終わる。

 

せっかく伸ばした枝をふいにするのが嫌で、どうにか伸ばしたまま、あわよくば葉をつけてさらに大きく!と、そんな願いをカタチにするために奮闘する毎日。

 

 

言葉は記さないとどんどん出なくなってくる。

 

 

学生時代、どうしてあんなに毎日したためることがあったのだろう、と不思議なくらい。

 

うんと大きく、うんと経験も積んだはずなのに。いまじゃ日に3行残すのにも「うーん」と唸ってしまう。

 

間違えたくないから、かな。

 

 

 

意味も理解しないままに好きな洋楽がある。

 

意味なんかなくても「好き」と思うものが世の中にあるのだから、いいじゃない、なんて自分に声をかける。

 

 

 

 

こんなものだろう、と踏んでいたものが予想を遥かにこえてくることもあって。

昨日訪れたごはん屋さんが、まさにまさにのクリーンヒットだった。

 

 

わたしたちは、こだわりのない食いしん坊だから、ほどよい距離感でお酒のあれこれや食材のあれこれを説明してくれるお店がとても好き。

 

湘南ゴールドのとびっきりの甘さや、花ワサビのじゃきっとした食感、脂がたっぷりのった鮭と新たまねぎの甘さ。

 

きりっとした日本酒がそそがれるちいさなお猪口は、どれもお祭りのヨーヨーみたいで、見ているだけでわくわくした。

 

 

罪悪感に見ないふりをして、シメにラーメンを食べる。

 

 

ふわふわとした身体をぼふっとベッドに沈ませて、話している最中に眠りに落ちちゃうような日々が、この先ずっと続く幸せを感じながら明日を迎える。

 

 

こんな、なんてことない文章だっていいじゃない。

2/15 泣いたって何も変わらないは嘘

眠りにつく前のもやもやを引きずっていたからか、最悪の目覚め。

 

 

お風呂でお湯を頭からかぶって、お弁当をつくって、化粧して。

 

気持ちを切り替えたつもりだったけれど、ドアノブに手をかけたとたん、悲しさが溢れてきた。

 

 

なんで泣いてるのかも分からないまましばらく呆然として、そうしてる間にお腹がすいたから持ってくはずのお弁当を食べた。

 

 

お弁当箱が空っぽになるころには気持ちもだいぶ落ち着いていて、「お腹がへってたから悲しかったんだっけ?」と思うほどけろっとしてた。

 

 

 

それでも彼とはまだ話したくなくて、ただただ放ってほしくて、冷たくしてしまった。

 

悲しかっただろうか。

 

悪いことをしちゃったな。

 

 

 

眠りにつく前、隣から「見て、これ買ったんだ」と小さな声が聞こえた。

 

つんとしてたわたしは彼の方を見なかったから、何を見せたかったのか分からないけど、少しこもった声で、いつもより話しづらそうだったから、きっとマウスピースをくわえてたのだと思う。

 

 

「歯ぎしりがうるさい」とわたしが無愛想に言ったのを覚えてたからだと思う。

きっと昨日の罪滅ぼし。

 

 

グフグフ言いながら話してくる彼を愛おしいと思ってしまったけど、

 

 

だめだめ。

まだもう少しつんとさせてよ。

 

2/14 あまくて苦いなんて

頭がからっぽになるような13日をすっとばして、今日がやってきた。

 

 

大事にしまってたPierreのチョコレートを彼に渡す。

 

ベッドの上でもぐもぐと食べて、「行儀が悪い」なんて叱られなくなったわたしたちは、甘い幸せを味わった。

 

 

 

そこからいつものだるさと眠気で、ぼーっとしていたら夜を迎えていて、妹からの電話がなかったら、きっとわたしはいつまでも眠ってたはず。

 

 

 

楽しかったはずの夕食後、なんでか彼と喧嘩した。

 

ほんとうは、なんでだか知っている。

 

 

知らないよって、なんでだろうねって思ってれば、全部なかったことにできる気がして、分からないふりをした。

 

 

心配していた気持ちを、お金のためだと勘違いされたことが悲しかったからか

 

違うんだ、と説明する気にもなれなかった自分の小ささにがっかりしたからか

 

 

全部がいやで、早く眠ってしまいたいと思った。

 

目をつむって、忘れたかっただけ。

2/12 肉を焼く

ここ最近、朝4時頃、猛烈に暑くて目がさめる。

 

汗をかくレベルで、「え、いまって冬でしょ?」と思いながら毎度目を覚ます。

 

暖房もつけていないのに一体なんの暑さなんだろう、不思議。

 

 

だらだらと過ごし、マクドナルドをお昼に食べた。

 

うそみたいにお店が混んでいて、働くパートの主婦の方たちは笑顔の余裕もなさそうで、働くって大変だなと思った。

 

 

 

掃除機をかけて洗面所をぴかぴかにして、お風呂もキュッと磨いた。

 

湯船につかってONE PIECEを見て、ルフィたちはやっぱりのびしろがありすぎたでしょう、と思う。

 

 

夜は引っ越してきてから初めてのステーキ。

 

彼が風邪気味のようだから、生姜がたっぷりのスープも。

 

 

眠さとだるさと気だるさをずるずると引きずりお布団へ。

 

あー、きっと明日も暑さで目が覚める。

 

2/11 呑まれる

旦那さんと2人、そろってお休みだからとはしゃいでお昼から泡泡のお酒、ついで葡萄酒をのんだ。

 

 

珍しくおつまみもなく飲んだものだから、お昼過ぎには驚くほど酔っていて、youtubeを見ながら気づいたら眠ってた。

 

 

胃の不快感とだるさと、もわんと暖房の効いた部屋。

 

全部が気持ち悪くて、それらから目を背けるように寝ていたら、あっという間に夜が来てた。

 

 

 

ひんやりとした夜の道を歩きながらコンビニへ向かって夜ごはんを調達。

 

なんて怠惰で贅沢な一日だったんだろう。

 

 

 

あまりに寝すぎて夜はなかなか寝付けなかった。

 

 

津波に襲われて、父と母をぎゅうっと抱きしめてる夢を見た。

 

海の中で人魚のように泳ぐ友達を見た。

 

 

お腹がきゅうっと痛い。

 

2/9,10 おまとめの会

粉が舞ってた。

 

雪って、もっともふっとした塊だと思っていたけど、都会で降る雪は粉砂糖。

 

雨だとみんな傘をさすのに、雪だと傘をささないのはなんでだろう。

 

 

夜はことこと煮込んでいた鶏と大根の煮物。

上出来。

 

 

 

翌日は蕎麦を食べに。

 

珍しくお昼から行動。

 

 

おいしかったけれど、軽井沢で自分でつくった蕎麦が人生ベストだったよね、と旦那さんと意気投合。

 

夜は寒さに震えながら、フレンチおでん屋さんでごはん。

 

 

とってもおいしかったな。

 

 

帰りに立ち喰い寿司へ。

 

さっきごはんをしたばかりなのに、もりもり食べてしまった。

 

 

 

あらゆる場所で行われてるバレンタインフェアの会場へも行って、お目当てのチョコを買った。

 

お店の方がいい人で、たくさん試食をすすめてくれたのと、たくさん丁寧に説明してくれた。

 

結局1種類ずつ購入して、父や母や妹へもおすそわけすることに。

 

 

果物のイラストが入ったパッケージも愛らしい。

 

 

甘い季節。

2/8 ひとつなぎの財宝

明日は雪が降るらしい。

 

今日のことより明日のことばかりのニュースを見ながら仕事へ向かう。

 

 

努力の回収。

 

 

 

最近お昼はずっとオムライス。

 

ケチャップの赤にたまごの黄色、振りかけたパセリの緑と、見るとそれだけで心がはずむ。

 

 

 

やることながなくて、久しぶりにアニメ「ワンピース」を一話から見返してみる。

 

ばかみたいに真っ直ぐ。

それでも胸があつくなって涙が出そうになるのだから、子供も大人も、「ああなりたい」と思っているのだと思う。

 

 

 

どんどん夜が更けていくにつれて冷えてくる部屋。雪が迫ってきてる。