3/4 ブロッコリー明太が美味
びっくりするくらい寒い1日
いなくなった冬が戻ってくるなんてことあるんだね。
朝からびっしりと予定が詰まっていて、忙しないけど心地いいような毎日。
本当にいろんな経験をさせてもらったな、と思うことばかりで、短かったけれど、確実にこれまでとは違うことが出来た1年。
「終わらないー」と不満を漏らす癖、直していきたい。
隠し撮りされた写真を見て、こんなにも肥えてしまったのかと驚きと絶望。
しっかりと痩せなくては。
夜ごはんは近くにできた大衆居酒屋へ。
出てくるスピードの早さや、ほどよい美味しさ。うん、安定。
明日も頑張ろう。
3/3
今日がひな祭りだったって、1日が終わるころに気付く。
実家に住んでた頃は、おかあさんが「今日は女の子の日だからケーキを食べよう!」と二十歳を過ぎても砂糖でできたひな人形が飾られたケーキを買ってきてくれてたっけ。
心に余裕がないとできないことだったんだ、って今さら気づく。
バタバタと今日も1日が終わる。
新しい仕事のことも、子供を「つくる」とか「授かる」とか、買いすぎたお肉の冷凍をどうするかとか。
重かったり軽かったりすることが頭の中をぐるぐるしながら、終わる。
3/2 美味しいがとまらない
お休みのわりには少しばかり早起きをして、築地へ出かけてみた。
小さい頃に行ったことがあるような気がするけど、ぼやぼやっとした記憶しかなく、初めての気持ちで向かった。
着いてすぐにたくさんの外国の方々と、威勢のいい呼び込みのおばちゃんたちと声と、たくさんの美味しい匂いがした。
お腹もぐぅーっと自己主張強めにアピールしてきて、なにを最初に口へ放り込もうかわくわく。
記念すべきおいしいの一口目は、びっくりするほど大きな生牡蠣。
一口ではとてもじゃないけれど頬張りきれずに、「ん〜」と嬉しい悲鳴をあげながら頂きました。(思い出しただけでも顔がほころぶ)
そのあともマグロのステーキやサザエのつぼ焼きに大トロのお寿司、殻付きのウニにおっきなシュウマイに玉子焼き…
みんなでシェアしながらお腹いっぱいに美味しいを頂きました。
とってもとっても楽しかった。
2/28 ◯と△
春が来たと思っていたのに、またひんやりとした朝。
いつもは雨が嫌いだけど、なんでかそんなに悪い気がしなかったのは、きっと嬉しいことが待ってるのを知ってたからだと思う。
2月、みんなで一生懸命に取り組んでたことが、見えるカタチであらわれた。
まだまだやらなきゃならないことは多いけど、飛び上がるほど嬉しい。
旦那さんへ嬉しさを報告すると、わたしのだいすきなおつまみを買って帰ってきてくれた。
会社の飲み会終わりでわざわざ立ち寄ってくれたみたい。
こういうところ、控えめに言っても最高だと思う。
おつまみの写真、撮って残しておけばよかったと少し後悔。
2/26 食いしん坊
2月が終わる。
せっかく伸ばした枝をふいにするのが嫌で、どうにか伸ばしたまま、あわよくば葉をつけてさらに大きく!と、そんな願いをカタチにするために奮闘する毎日。
言葉は記さないとどんどん出なくなってくる。
学生時代、どうしてあんなに毎日したためることがあったのだろう、と不思議なくらい。
うんと大きく、うんと経験も積んだはずなのに。いまじゃ日に3行残すのにも「うーん」と唸ってしまう。
間違えたくないから、かな。
意味も理解しないままに好きな洋楽がある。
意味なんかなくても「好き」と思うものが世の中にあるのだから、いいじゃない、なんて自分に声をかける。
こんなものだろう、と踏んでいたものが予想を遥かにこえてくることもあって。
昨日訪れたごはん屋さんが、まさにまさにのクリーンヒットだった。
わたしたちは、こだわりのない食いしん坊だから、ほどよい距離感でお酒のあれこれや食材のあれこれを説明してくれるお店がとても好き。
湘南ゴールドのとびっきりの甘さや、花ワサビのじゃきっとした食感、脂がたっぷりのった鮭と新たまねぎの甘さ。
きりっとした日本酒がそそがれるちいさなお猪口は、どれもお祭りのヨーヨーみたいで、見ているだけでわくわくした。
罪悪感に見ないふりをして、シメにラーメンを食べる。
ふわふわとした身体をぼふっとベッドに沈ませて、話している最中に眠りに落ちちゃうような日々が、この先ずっと続く幸せを感じながら明日を迎える。
こんな、なんてことない文章だっていいじゃない。
2/15 泣いたって何も変わらないは嘘
眠りにつく前のもやもやを引きずっていたからか、最悪の目覚め。
お風呂でお湯を頭からかぶって、お弁当をつくって、化粧して。
気持ちを切り替えたつもりだったけれど、ドアノブに手をかけたとたん、悲しさが溢れてきた。
なんで泣いてるのかも分からないまましばらく呆然として、そうしてる間にお腹がすいたから持ってくはずのお弁当を食べた。
お弁当箱が空っぽになるころには気持ちもだいぶ落ち着いていて、「お腹がへってたから悲しかったんだっけ?」と思うほどけろっとしてた。
それでも彼とはまだ話したくなくて、ただただ放ってほしくて、冷たくしてしまった。
悲しかっただろうか。
悪いことをしちゃったな。
眠りにつく前、隣から「見て、これ買ったんだ」と小さな声が聞こえた。
つんとしてたわたしは彼の方を見なかったから、何を見せたかったのか分からないけど、少しこもった声で、いつもより話しづらそうだったから、きっとマウスピースをくわえてたのだと思う。
「歯ぎしりがうるさい」とわたしが無愛想に言ったのを覚えてたからだと思う。
きっと昨日の罪滅ぼし。
グフグフ言いながら話してくる彼を愛おしいと思ってしまったけど、
だめだめ。
まだもう少しつんとさせてよ。
2/14 あまくて苦いなんて
頭がからっぽになるような13日をすっとばして、今日がやってきた。
大事にしまってたPierreのチョコレートを彼に渡す。
ベッドの上でもぐもぐと食べて、「行儀が悪い」なんて叱られなくなったわたしたちは、甘い幸せを味わった。
そこからいつものだるさと眠気で、ぼーっとしていたら夜を迎えていて、妹からの電話がなかったら、きっとわたしはいつまでも眠ってたはず。
楽しかったはずの夕食後、なんでか彼と喧嘩した。
ほんとうは、なんでだか知っている。
知らないよって、なんでだろうねって思ってれば、全部なかったことにできる気がして、分からないふりをした。
心配していた気持ちを、お金のためだと勘違いされたことが悲しかったからか
違うんだ、と説明する気にもなれなかった自分の小ささにがっかりしたからか
全部がいやで、早く眠ってしまいたいと思った。
目をつむって、忘れたかっただけ。