歌いながら歩く夜
映画を見た。
最近は映画館に行かなくても、レンタルショップへ行かなくても、自宅で、職場でだってスマホがあれば映画を見れちゃう時代だからすごい。
ずっと見たくて、映画館に足を運びたかった「シングストリート」と、タイトルが耳に残りすぎて、かつその言葉の並びが好きすぎて見てしまった「夜は短し歩けよ乙女」の2作。
「シングストリート」は文句なしに好き!
飛び抜けるほどではないけど、映画の登場人物となるには充分な個性を持ち合わせた仲間たちと、キャッチーで思わずサントラを購入したくなるほどの挿入歌の数々。
あんな青春を送れたら、だとか
あんなお兄さんがいたら、だとか
あらゆる羨ましさと青春独特のさわやかさとむずがゆさがぎゅぎゅっと詰まっている。
「夜は短し歩けよ乙女」は、なんだかよく分からないけれど面白かったと言ってしまう映画だった。
顔がタイプすぎるでお馴染みの星野源が吹き替えをやっていることもさることながら、こちらは登場人物の個性が強すぎる。
キャラのたってる本や映画が好きだから、わたしはこのくらいの方が好きだったりする。
あんな一夜があったらうんざりするかもしれないけど、うんざりするくらいてんこ盛りな一夜が人生に一度くらいはあってもいい気がした。
久しぶりに、本だとか映画だとかをたくさんカラダに取り入れたくなったものだから、そのぶん吐き出したい感情にもかられているこの頃。