読みもの
今週のお題「読書の秋」
好きな作家は?と聞かれたら、
冒険しない上に、好きになったらそればっかりのわたしだから、このお2人ばかりの本棚。
本を読む、文字を読む、ということに抵抗がないのはきっと母のおかげで。
母は本が大好きで、本棚にみっちりと本を並べていたし、おすすめの本や読みやすい小説などを教えてくれた。
小学校の読者の時間にはその本棚からもちろん借りたし、この前お亡くなりになったさくらももこさんの漫画ではなく文章を目にしたのも母のおかげだった。
小さい時は絵本が大好きで、特に白雪姫と雪バラ紅バラという二作品が大好きだった。
まだまだひらがなが読めないわたしは、母の言葉を丸暗記して文字が読める風を装っていたし、「ちゃ」や「しゅ」といった小さい文字が入る音はいつまでたっても覚えられなくて、料理中の母にしつこく聞いた記憶がある。
いつか自分で文章を書きたい、と思ったのもきっとその影響だろうし、作文の時間は作家さんになったようでわくわくした。
大学生の時、レポートを提出して、
「あなたの文章は読み手がいることを意識しすぎててレポートというより本ね」と言われ、レポートの評価こそ低かったけれどなんだかにやっとしてしまったこともある。
( いま考えれば痛々しいけれど)
秋というより冬を感じるこの頃だけど、新しい文章に触れたいな