楽しいと嬉しいを持ち歩く
今週のお題「カバンの中身」
昔から持ち物が多いわたしのカバンの中身はいつだって騒がしい。
お気に入りのリップと目薬はマスト。
それに加えて、1泊くらいなら余裕すぎるクレンジングや化粧水、美容液に洗顔も入っている。
どれもサンプルでもらったような一包になってるタイプだけど、これを持ち歩いていると「わたしはいつだってどこにだって行けるんだ!」という気持ちになるから好きだ。
勇気さえあれば仕事だってほっぽり出してたびに出れるんだという、自分を奮い立たせるお守りみたいなもの。
まあ、ありがたいことに、ほっぽり出すほどの嫌な仕事にはついたことがないのだけれど。
お気に入りのレザーカバーをまとった手帳に、お気に入りのボールペンや万年筆に鉛筆も。
紡ぎだす言葉はもちろんだけど、手書きの文字はそれ以上にその人の個性が出るから好きだ。
たとえ「ありがとう」の一言であっても、字が大きい人なんだなあとか、こういう色のインクが好きなのかなあとか、その人のことを感じることができる。
それにあわせて、いつでもささっとメッセージが残せるようにカードやちいさいレターセットやぽち袋もマスト。
たとえコンビニで買ったお菓子でも、カードが添えられていればそれだけで立派なプレゼントに変身する。
そして忘れちゃいけない、ハンカチ。
ハンカチそのものの役割が大事なのはもちろん、お気に入りの柄の布を持ち歩くってとても素敵なことのように思う。
洋服と違ってさりげないものだからこそ、思い切った柄を選ぶこともできるし、なによりカバンの中が楽しくなる。
スマホを触りながらちらっとのぞいたカバンの中が、今日も変わらず騒がしくて、嬉しくなる朝。