ふわりのぽつり

うたって踊って恋をするような世界ってすばらしいよねって。

芽吹いて揺れる、みたいなこと

今週のお題「わたしの春うた」

 

高校生のときの春うたはHYの「モノクロ」

 

入学してすぐに好きになってしまった男の子がHYを教えてくれて、放課後イヤフォンを片耳ずつはめながら聴くという青春すぎる思い出とともにある。

 

ただ、厳密にいうと、その男の子の彼女がHYを好きだったから彼もHYを聴いていたわけで、つまりわたしの恋はずっと片思いだった。せつない春のうた。

 

 

大学生のときの春うたはRADWIMPS

 

これは一曲というよりもアルバムの2〜4をひたすら通学中に聴いていた。

 

その後5年間付き合うことになる彼と出会った入学式の日から、新しい友だちとのわくわくや、先輩へのきらきらや、大学生特有のふわふわした感じがすべて詰まっている。

 

 

 

随分と大人になった現在の春うたはといえば、YUKIの「プリズム」

 

〝あなたは今もしかめ面で幸せでしょうか〟

〝私はこのまま信じていけるわ、愛の強さゆえ優しき獣ゆえ〟

 

まさにそんな気持ち。

いろんなことを抱えながらも、ある程度の踏ん切りはつけたし、それでも少しの嫌みは言いたいし、わたしはやっぱりこうなんだとも大きな声で言いたい。

それがぎゅぎゅっと詰まったうた。

 

 

 

桜だとか春だとかどれも歌詞には入っていないけど、桜が散ったあとの緑が顔をだすみたいな、菜の花が揺れて黄色が笑うみたいな、どれもわたしにとってはそういうイメージの歌たち。