オレンジデイズ
わたしがもう一度見たいドラマは間違いなくダントツで「オレンジデイズ」だ。
そもそもわたしはドラマをあまり見ないから、ドラマを語るにおいて持っている情報量があまりにも少なすぎるのだが、きっとオレンジデイズ派は多いはず。
そしてそれと同じくらいこう言う人も多いはず。
「あんな大学生活は実際ありえない。」
分かる。分かりみがすぎる。
オレンジデイズのようなキャンパスライフに憧れていたけれど、いざ入学してみると当たり前だが妻夫木聡のような人はいなかったし、成宮寛貴のような顔が整いすぎている遊び人もいなかったし(中の下みたいな遊び人はわんさかいたけど)、瑛太みたいな素敵な男友達もできなかった。
というか、そもそも自分が柴咲コウや白石美帆のようではなかった。
出逢いだって少なかったし、あんな爛々とした毎日は送れず、なんならサボることばかり考えていた。
まあでも、
現実では少ないながらの出逢いの中から、妻夫木聡にはほど遠いが素敵な優しい彼氏ができたし、サボりながら食べたごはんは美味しすぎた。
それに当時のわたしは外国人の赤毛に憧れて、ずっと髪の毛をオレンジにしていたから、考えようによってはオレンジデイズだった。
しょうもないけれど。
これでわたしの大学生活のエンディングにミスチルでも流れたら、中の下が送れる最大限のドラマライフだったのかもしれないねっていう話。